フクシっておしゃれよねー、の話
Kinariは福祉をオシャレに、というコンセプトでやっていく(予定)です。
アールブリュット(※註1)で福祉を変える。
とか、かっこつけたことも書いていたりしますが、SNS仕様ですw
ただ、「福祉のイメージを変えたい」というのは事実。
悲しいかな、「良いことしてるのに、ネガティブな印象を持たれがち」なのです。
慈善的で、ボランティア要素が強く、“お金を儲けはタブー”という謎の思考が蔓延していて、
「低賃金で大変な仕事だー」という、自己犠牲的イメージも根強い…。
そんな印象を、アールブリュットは「フクシっておしゃれよねー」に変える力があると思うのです。
実際、ヘラルボニー(https://www.heralbony.com/)やしょうぶ学園(http://www.shobu.jp/index.html)など、めちゃくちゃかっこよく且つおしゃれに、事業展開をしているところもあります。
もう、福祉の概念とかどうこうではなく、そのセンスに脱帽…。
しかも、会社としての経営も上手くいっている。(と思われます)
いずれ法人化も検討していく上で、「営利か非営利か」 に関しては悩ましいところでした。
先述のネガティブイメージ然り、福祉やアートは「お金にならない」という固定概念もあり、
収益に直結しにくい事業であることも事実。
けれど、ある人が「人助けはお金がないと出来ない」と、さらっと発言していて、「あ、そりゃそうだな」と妙に納得。(単純…)
可能性はゼロではない、非営利に拘らずとも、アイデア次第で何とかなるんじゃないかと思っています。(楽観的…)
しかるべきところにお金が循環して、みんなが生きやすく成る仕組みを模索中。。。
福祉に関わる人材を減らすわけにはいかないご時世。
若い世代にこそ、ポジティブな感覚で、福祉に興味を持ってもらいたいのです。
kinariはそういう一助にもなれたらよいなと妄想しています。
※註1…アール・ブリュット=生(き)の芸術
ジャン・デュビュフェ(Jean Dubuffet)による造語。伝統や流行・教育などに左右されず、自身の内側からわきあがる衝動のままに表現した芸術を示す。障害のある人のみだけでなく、子ども・素人芸術家らの作品を指す。