kinariの日記

これまでとこれからを、気まぐれに描くブログ

折り返し地点と新たなスタート

クラウドファンディングも折り返し地点を過ぎ、残り3週間ほどとなりました。
あと少し、頑張りたいところ。。。

コロナでなかなか動けず…だったので、最近はアートやリターンなどで協力していただいている施設に出向いたりしています。
とはいえ、あまり遠出は控えて…移動は近隣で。
遠方は変わらず、オンラインでのやり取りを。いろいろ具体化してきて楽しみな案件も増えてきました。

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リターン品でお世話になっているきらめき工房(伊賀市)の作品

訪問先等のレポートは、クラウドファンディングの活動報告にも掲載していますので、ぜひそちらを…。
https://camp-fire.jp/projects/view/261867

そして、もう一つ。
クラファンのゴールと同時に、新たなスタートがやってきます。
「桐林館喫茶室」の再開です。

これまで協力隊としてやってきたオーナーと、kinariが共同運営的にやっていくことは、水面下で決まっていたのですが…。
コロナからずーーーーーーーっと休業しておりまして、SNSでは“いつか再開するよ”とお茶を濁し…もう「再開しないんじゃないの?」と思われていてもおかしくない状況だったかと察しております。(それでもお待ちいただいた方には感謝しかございません)
正直なところ、休業期間中の半分はコロナ休業(行政の建物なので5月末までは休館の指示がありました)で、残りはリニューアル準備期間でした。

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ありがたいことに、休業前は県内外からたくさんのお客様に来ていただき、休日には行列もできるほど…。月に一度のマルシェ的なイベントは、たくさんの人が集まる場所でした。
けれど、コロナさんの訪れにより、状況は一変。
喫茶室の在り方も根本から見直す形となったのです。

kinariが加わるからこそできる「喫茶室」を模索した結果…
「筆談カフェ」として再開することになりました。
音声言語によらないコミュニケーションで、会話を楽しむ。
これまで、イベントとして手話&筆談カフェ「静かな桐林館」は何度かやってきていて、
ろう文化や手話のことを知る機会だけでない、体感的な「オモシロさ」は感じていました。
けれど、常時その(音のない)状態で営業する…という考えに至るには、ビジネスパートナーの後押しがあったおかげ。(まあ、いろいろ無理難題も突き付けられますが、結局助けられている…サンクス)

静かな空間だからこそ味わえる感覚。
筆談したり、コーヒーを味わったりする中で、「聞こえない」が誰かの障害ではなく、ジブンゴトになること。
「ありのまま」の自分が感じられる時間になるのでは…と思っています。
そして、「ありのまま」といえば、アールブリュット。
喫茶室内は、障害を持つ人々が表現したアートを楽しめる空間にもなります。
「これ観るだけでも来る価値あるんじゃないの?」って作品を取り揃えておりますよ。(手前味噌感w)
kinari要素をちりばめつつも、福祉感のないフクシを。
「オシャレでオモシロイ」を体感できる場となれば幸いです。

それと、思わぬ副産物で…「音声会話がない」という時点でコロナ対策は完璧です。(一部研究では「おしゃべりが一番感染リスクが高い」というデータも出ているらしい)
一応、ナース監修なので感染対策は抜かりない(つもり)です。
ご予約などの詳細は、桐林館喫茶室(@torinkan)またはkinari(@kinari_iroiro)のInstagramにて、お知らせしていきます。

ドリップアートも、喫茶室も…目まぐるしい日々が続きそうですが、好きなことを好きなようにできる、幸せな忙しさ。
ほどほどに、がんばります。

さて、サウナ行こ。